大規模から中小規模まであらゆる医療、福祉施設にて当社のシステムは導入されております。そのような施設では特に高度な食事の安全性が求められるため温度管理は重要課題です。検収から提供までHACCPに準拠した当社のシステムは、利用者はもとより、調理作業に従事するスタッフの安心も担保できます。
昨今、セントラルキッチンの需要が高まるなかで、温度管理システムが重要視されております。医療福祉機関同様に温度管理はもちろん、作業進捗やピッキングなど従業員の生産性を高めるシステムも導入されております。
検収室 |
・食材発注データより入荷材料のデータ(品質・数量・表面温度等)を検収し、検収記録を作成管理 |
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プレハブ冷蔵 冷凍庫・食品庫 |
・庫内全体の温・湿度の監視・記録 |
下処理室 |
・室内全体の温・湿度の監視・記録 |
調理室 |
・室内全体の温・湿度の監視・記録 |
チルドバンク |
・庫内全体の温度の監視・記録 |
盛付室 |
・室内全体の温・湿度の監視・記録 |
再加熱・配膳 |
・室内全体の温・湿度の監視・記録 |
洗浄室 |
・室内全体の温・湿度の監視・記録 |
愛知医科大学病院は約900床を誇る日本でも有数の大規模病院です。提供する食事は膨大なため、効率化を目指すことは必然でした。そのため温度管理システムを2014年に導入しました。導入前には綿密な打ち合わせを何度も実施し、実現したい機能や効率を考えた温度管理システムを構築しました。その後も10年以上にわたり機能追加などし、今では厨房の運用に欠かせないものとなっております。
特に賞味期限順に間違いなく提供できるようになったため食品ロスの削減にも繋がりました。
クリエイティブセントラルキッチンは医療、介護施設を中心に1日20,000食提供できるセントラルキッチンです。温度管理はもちろんですが、セントラルキッチンからサテライトへ食事を送る際の数量管理も重要です。ピッキングシステムを活用することで、数量やメニューの仕分け間違いが減少し、正確に料理を配送することが可能になりました。
市立伊勢総合病院は300床を有し、三重県伊勢市の地域医療を支える総合病院です。2019年の新病院開院に伴い、温度管理システムを導入しました。病院食は調理時だけでなく、患者様に提供するまで適切な温度で管理する必要があります。そのため、調理時のみならず提供時まで温度管理が行える機能を搭載し、病院食の安全性の更なる向上を実現しました。